埼玉県立妻沼高等学校
    
平成30年10月26日(金)  
 

2学期終業式


2学期終業式

 おはようございます。

 今日は、「運動靴と赤い金魚」という映画を紹介します。この映画は、イランの貧しい家庭で暮らす少年アリと、その妹ザーラを描い()たものです。

 ある日、アリは、ザーラの運動靴を修理してもらった帰りに立ち寄った八百屋に、大切な運動靴を置き忘れてしまいました。新たに靴を買うお金もなく、ザーラもアリも靴を1足ずつしか持っていなかったので、兄妹は、アリの古びた運動靴を、一緒に(交互に)使わなければならなくなりました。

 そんなある日、ザーラは、学校で自分の靴を履いた下級生の女の子を見つけます。ザーラは女の子の後をつけて家をつきとめましたが、その家は、自分たちが住んでいる家よりも、もっと貧しそうでした。

 ザーラは、自分たちよりももっと貧しい人にその靴がいったんだからいいや、とでもいうように、さも当たり前のように納得して、何も言わないで、自分の家に帰っていきました。

 この場面は一言の台詞()もありませんが、実に印象的な場面です。

 
 そのうち、アリはマラソン大会があることを学校の掲示板で知ります。そのマラソン大会は、3位の副賞(商品)が運動靴でした。3位になって、妹に運動靴をあげたい。アリは決意しました。そして、アリを含む5人が団子状態となったゴール直前、運動靴がどうしても欲しかったアリは、周りを見る余裕もなく、息を切らし、全力で走りました。結果は、優勝でした。しかし、優勝の副賞はカスピ海への観光旅行でした。欲しかった運動靴が手に入らなかったアリは、優勝したのに、涙を浮かべ、家に帰ります。

 そんなアリを、ザーラは無言で迎えます。その後、アパートの中庭にある小さな池が写ります。池には赤い金魚がいて、日頃からアリとザーラが餌をあげていました。

 その池の中に、アリが靴を脱いで、マラソンで豆が破れて()傷だらけになった両足を浸けると、赤い金魚が、その傷をいたわるように寄ってくる、というシーンで映画は終わります。


 この映画のあらすじを聞いて、何か感じてくれましたか?

 皆さんの中には、今日履く靴がなくて困っている人はいないでしょう。私たちが暮らす日本は物質的・経済的に豊かです。確かに、豊かであることは貧しいよりもいいことです。しかし、この映画に出てくるアリやザーラのような心の豊かさこそ、私たちが最も大切にしなければならないものではないでしょうか。

 つまり、人生の幸せとは、物質的(物)・経済的(お金)な豊かさではなく、それを感じる人の心の持ち方次第ということです。幸せに対する感性を磨けば磨くほど、些細()なことでも幸せを感じられるはずです。不幸を見つけ出す生活より、幸せを見つけ出す日々を送りたいものです。

 1学期の始業式で話をしたムヒカさんの言葉にもあるように、人と人とのかかわりの中でこそ、人は幸福感で満たされるものです。

 感謝すること、よき友を持つこと、よい人間関係を築くこと、愛を育むこと、そして必要最低限の物を持つこと、こうした中に、間違いなく幸せが詰まっています。日本はとても恵まれた国です。だからこそ本当の幸せを見失ってはいけません。

 皆さんには、本当の幸せを考えられる人、そして、人の幸せのために尽くせる人になって欲しいと思います。

 そのためにも、心づかいと思いやりの心を持ち、自分がされたら嬉しいことを相手にもしてあげてください。自分がされたら嫌なことは絶対にしないでください。そんな人生を歩んで欲しいと切に願っています。


 

創立40周年記念式典


創立40周年記念式典

 本日、ここに、埼玉県立妻沼高等学校創立40周年記念式典を執り行えますことを、大変嬉しく思います。また、御多用中にもかかわらず御臨席を賜りました御来賓各位、そして保護者の皆様方に対し、本校を代表し、心より厚く御礼申し上げます。

 昭和54年、当時の妻沼町をはじめとする地域の皆様の熱い期待を担い、国宝に指定された、歓喜院聖天堂で知られるこの地に開校した本校の卒業生は7000人を超え、地元妻沼をはじめ、社会の多方面にわたって活躍しています。

 これもひとえに、歴代の校長先生をはじめとする教職員の教育に寄せるひたむきな努力と情熱、また、PTA・後援会、同窓会、そして地元妻沼の皆様の多大なる御支援・御協力の賜と深く感謝申し上げます。

 さて、本校は、入試における募集人員が集まらず、毎年数十人が中途退学するという困難な時代がしばらく続きましたが、ここ10年、地域の方々から「本当に落ち着いた学校になりましたね。」と言われる機会が増えました。

 一番の要因は、平成20年度に導入した、埼玉県初となる基礎学力向上のための学校設定教科「カルティベートタイム」です。カルティベートタイムは、つまずき解消と基礎学力の定着に大きな役割を果たし、市内中学校、保護者の皆様方から大きな評価をいただけるようになり、今や、妻沼高校の代名詞となっています。本当に嬉しい限りです。

 これからも、「学び直しから大学進学まで」をスローガンに、カルティベートタイムを更に深化させ、本校初代校長 斎藤重郎先生の掲げた校訓「勤勉・努力」の教えをしっかり受け継ぎ、母校を誇れる生徒を全力で育成してまいります。そして、地域になくてはならない学校、地域の皆様方から愛される学校づくりに努めてまいります。

 思い起こせば40年前、500円は硬貨ではなく紙幣でした。飲み物はペットボトルではなくガラス瓶、電話は指を入れて回す黒電話、パソコンなんてありませんでした。

 40年、一言で言うのは簡単ですが、こうして考えてみると、この40年という歳月は、とてつもなく長く、そして歴史の重みを感じます。

 生徒の皆さんには、歴史ある高校、妻沼高校で学んでいるという誇りを胸に、これまで先輩が築いてきた伝統と校風をしっかり受け継ぎ、母校となる妻沼高校を、こよなく愛し続けて欲しいと思います。

 そして、これからの日本の未来を切り拓く大切な人材として活躍することを心から期待しています。

 結びになりますが、本日御臨席の皆様方、並びに創立以来、本校の充実・発展に御尽力いただきました関係各位に対し、改めて深甚なる敬意を表しますとともに、今後とも一層の御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げ、式辞といたします。

平成30年10月26日

埼玉県立妻沼高等学校長 加藤哲也

 

校長あいさつ


御 挨 拶    

 

 本校は、昭和54年に、当時の妻沼町をはじめとする地域の皆様の熱い期待を担い、国宝に指定された「歓喜院聖天堂」で知られるこの地に開校されました。
 また、妻沼町は日本の女医第1号として知られる荻野吟子の生誕したところであり、坂東太郎・利根川の自然にも恵まれ、景観の優れた最高の立地条件を備えています。
 今年で40年目を迎える妻沼高校は、開校以来、「勤勉・努力」を校訓として、様々な課題を克服しながら、地域に根ざした学校づくりに取り組んでまいりました。
 特に、平成17年度には、大学進学に対応した「特進クラス」を設置し、平成20年度からは、埼玉県初となる基礎力強化のための学校設定教科「カルティベートタイム」を導入するなど、つまずき解消と基礎学力の定着に取り組んでいます。
 また、一昨年度からは、大学進学を目指す生徒、勉強意欲が旺盛な生徒が集う「進学・探求クラス」を設置するなど、不断の授業改善に取り組んでいます。
 妻沼高校は、「学び直しから大学進学まで」をスローガンに、カルティベートタイムを更に深化させ、生徒1人1人を大切にしたきめ細かな指導に取り組み、母校を誇れる生徒を全力で育成してまいります。
 そして、地域に地域になくてはならない学校、地域の皆様方から愛される学校づくりに努めてまいります。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 埼玉県立妻沼高等学校長 加藤 哲也    

 

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妻沼高校は、平成20年度から基礎・基本を身につける学校設定科目
カルティベートタイム(CT)」を実施してています。
CTでは、生徒たちがプリント教材に真剣に取り組んでいます。
その教材の採点をお手伝いいただけませんか?


● 内容
  生徒が解答したCTのプリント教材の採点

● 時間
   9:50~10:40
   ご都合のつく日(できれば週1回以上)

● お問い合わせ先
   教頭(岡部) 電話 048-588-6800
 

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 電 話:048(588)6800
 FAX: 048(567)1005
 

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平成22年8月27日より

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