校長あいさつ

妻沼高校で新しい自分を発見してみませんか?

 最近、よく、自分探しの旅という言葉を聞きます。
 人によっては、中学生時代、早い人では小学生の時から、すでに自分を発見して、自分の夢を実現するために、その道に向かって努力している人もいます。
 しかし、今では、そういう人はまれで、多くの人は自分自身にどんな特徴(個性)があって、自分がどんな道に進んだら良いか判らず、人によっては自分の好みさえハッキリしないで、迷い、悩んでいるのではないでしょうか。
 近頃は、いつまでも大人になりたがらない人がいるそうで、それも困りものです。
 しかし、ギリシャのアポロンという神殿にも「汝自身をしれ」know yourselfと刻まれているようです。深い意味は、少し違うかも知れませんが、昔から、自分自身を知ることは大変なのです。
 現在の皆さんが、迷っていても、決して恥ずかしいことではありません。




「めんどうみのよい学校です。」
 中学生あるいは小学生の時、あまり自分の良いところが見つからなかった人(これは、たぶんに、他人の評価、とりわけ、成績によって決められていますが)で、妻沼高校に来てから、いきいきと活動している人が少なくありません。
 とにかく、先生方は生徒一人一人の長所、短所、くせ、個人的事情等々なんでも知っています。担任を超えて、部活顧問を超えて、学年を超えて、毎日接触があるからです。
 幸いにも1学年4クラスと小規模で、さらに、県教育委員会の厚い配慮でこれを5クラスに展開し、多くの先生方が関わり、生徒一人一人に多くの「支援の声がけ」が出来るように工夫されています。
 この関わりの多さが妻沼高校の特徴です。時間がたつにつれて、妻沼高校で自分の存在が認められていることに気づき、充実した気持ちで、学校生活が送れるようになります。
 例えば、一人の生徒のために、生徒玄関を、毎日毎日朝7時には、開けてくれる先生がいます。どうしても小さい字しか書けない生徒を応援して、大きな字(書)を書けるようにしてくれた仲間がいます。高校からはじめた剣道で3段をとった生徒がいます。


「ぬくもりあふれる学校です。」
 私は、機会あるごとに妻沼町ゆかりの武将斎藤別当実盛の「思いやり」を生徒に話しています。しかし、話だけでは理解されないのが実状です。やはり、「思いやりの心」は、自分が温かく思いやられる中でしか育たないのかもしれません。
 妻沼高校では、互いの小さな気づかい、心配りを大切にします。その奥にある他人を見る温かい心情を感得して欲しいからです。
 同時に、他人に対しても、少し努力して、自分の時間、知恵、思い等を提供することを薦めています。
 妻沼高校にはハンディをもった生徒もいます。さまざまな不自由さを多様な個性の一つと考え、共に生きられる人間に育ってほしいと願っています。
 妻沼高校では、先生、生徒、保護者、地域が一体となって、特色ある教育活動をしています。しばしば、新聞に報道されます。これらの活動にも、少し努力して、自分の時間等を提供すれば参加できます。やがて、その気になれば、リーダーシップを発揮することもできます。
 妻沼高校ではさまざまな取り組みを通して、互いの「ぬくもり」が醸成されています。


「まんぞくできる学校です。」
 妻沼高校では、生徒の皆さんに、目標(夢)をもつことを薦めています。小さく、具体的なものから、でっかく抽象的なものまで。目前のものから、遠い将来のものまで・・・。
 それは、目的を持ち、充実した高校生活を送って欲しいからです。目標(夢)を自分のものにするには「勤勉・努力」が必要です。だからこそ、本校の校訓は「勤勉・努力」なのです。
 高校は人生の通過点です。卒業時に、それぞれの進むべき道を決定できなければ、満足できる学校とは言えません。本校ではフリーターをゼロにするよう努め、実効を上げています。進学では現役合格をめざしています。
 卒業後でも連絡を取り、温かい指導により、就職を決定した人もいます。


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